画像全体に与える影響のプロンプト
画像全体に影響を与えるものは、
- チェックポイント
- LoRA(後述)
- Embedding(後述)
- プロンプト
の順となります。
作成したい画像からチェックポイントなどを選択し最後にプロンプトで調整するようになります。
画風とは?
作成する画像に以下のプロンプトを追加すると画像全体に影響を与えることができます。
ただし、チェックポイントとの相性もあります。
たとえば、実写系のチェックポイントに「manga style(まんが風)」と入れても影響は小さいですが、「monochrome(白黒)」と入れれば全体が変わります。
manga style

monochrome

画風を変えるプロンプト
- sketch:手書き調。ぼやけることもある
- sharp sketch:よりエッジが立った手書き
- realistic:よりリアルなタッチに。3Dよりの表現
- photorealistic:さらにリアルなタッチに。ほぼ写真よりの表現
- hyperrealistic:超リアルなタッチに
- illustration:イラスト風に
- traditional media:アナログ・手書き風に
- ink painting:インク絵
- thick outline:描画の縁取りが太くなる。{{{{{{thick outline}}}}}},{{{{{{black outline}}}}}}でデフォルメ風に
- black outline:描画の縁取りが黒くなる。{{{{{{thick outline}}}}}},{{{{{{black outline}}}}}}でデフォルメ風に
- flat color:陰影がほぼなくなりフラットな一色塗りに。自分で塗りたい方にはおすすめ
- croquis:ざっくりした速写風の絵に
- anime colored / animated painting:アニメ塗り
- anime coloring:なぜか白黒線画になり、瞳など一部だけ差し色した絵が出力されることが多い。白黒化が嫌な場合はcolorfulと入れたり、monochromeを除外するなど工夫する。
- anime screencap:地上波アニメを一時停止したような塗りに。「animated gif」「animate」などと組み合わせると◯。
- anime keyvisual:アニメのキーヴィジュアル風に
- magazin cover:雑誌の表紙風に。文字は判読不可のものがよく出る
- game cg:エロゲーのようなCGを意識した萌え塗りに。
- magazin collage:雑誌のページ風
- movie poster style:映画ポスター風
- madeon:単プロンプトで生成すると、横長画像ならドラマティックな構図、縦長ならハイクォリティな女の子イラストが出てくる。複雑な指定のプロンプトに混ぜて使うと、構図や塗りがシネマティックにアップグレードされるイメージ。要検証。
- monochrome:白黒
- novel illustration:ライトノベルの挿絵
- manga:漫画調
- comic:漫画風
- manga style:漫画調
- black and white / monochrome:モノクロ
- oekaki:絵チャット風
- 1980s (style):1980年代風のタッチに
- unfinished:作画途中の雰囲気を出せる
- abstract:抽象画のような雰囲気
- art deco:20世紀初頭のアール・デコ調
- art nouveau:アール・ヌーボー調。ミュシャのような雰囲気
- fine art parody:名画のオマージュ
- impressionism:印象派の絵画のような雰囲気
- ligne claire:リーニュ・クレール。背景にキャラが溶け込むフランスの技法
- nihonga:日本画風
- sumi-e:墨絵風
- ukiyo-e:浮世絵風
- dakimakura (medium):抱きまくら風の画像が生成される(寝転んだ同じキャラの画像2人分)
- figure:フィギュア(人形)風に
- nendroid:ねんどろいど風に
- creature and personification:直訳で「モンスターの擬人化」。ファンタジー色の強いモンスター娘や魔人が生成される。種族を「dragon girl」などと指定すると良い。
- cyberpunk:サイバーパンク
- steampunk:スチームパンク
- transistorpunk:トランジスタパンク。近未来の機械化文明風
- biopunk:バイオパンク
- fantasy:本格ファンタジー風に
- isekai:異世界転生モノのようなコミックファンタジー調に
- gothic:ゴシックロリータ風に
- halloween:ハロウィン風に
- horror:ホラー風に
スタイル
こちらは、アーティストを指定します。実写系よりはアニメ風で使用する機会が多いと思います。
- Shinkai Makoto:新海誠作品風のタッチに
- kyoto animation:京アニ風のタッチに
- granblue fantasy:グラブル風のタッチに
- shueisha:少年ジャンプ系のタッチに
- arknights:アークナイツ風のタッチに
- splatoon (series):スプラトゥーンシリーズ風に
- precure:プリキュアシリーズ風に
- tengen toppa gurren lagann:グレンラガン風に
- code geass:コードギアス風に
- gochuumon wa usagi desu ka?:ごちうさ風に
- love live!:ラブライブ風に
- senki zesshou symphogear:シンフォギア風に
- suzumiya haruhi no yuuutsu:涼宮ハルヒ風に
- nichijou:「日常」風に
- girls und panzer:ガルパン風に
- chainsaw man:チェンソーマン風に
- PSYCHO-PASS:PSYCHO-PASS風に
画材
画材により雰囲気がずいぶんと変わります。
最近では、プロンプトよりも独自に学習させたLoRAを使った方が良い結果につながります。
- acrylic paint (medium):アクリル絵の具
- airbrush (medium):エアブラシ
- ballpoint pen (medium):ボールペン
- brush (medium):筆
- chalk (medium):チョーク
- canvas (medium):カンバス
- charcoal (medium):炭画
- colored pencil (medium):色鉛筆
- color ink (medium):カラーインク
- coupy pencil (medium):クーピー
- crayon (medium):クレヨン画
- ink (medium):インク画風
- marker (medium):マーカー風
- millipen (medium):ミリペン風
- oil painting (medium):油絵風
- painting (medium):絵画風
- pastel (medium):パステル
- tempera (medium):テンペラ
- watercolor (medium):水彩画
- watercolor pencil (medium):水彩色鉛筆
まとめ
LoRAが使えるモデルの場合は、プロンプトよりもLoRAを使った方が影響が大きい。
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