ちょっと怪しげな中華AGI「Manus」

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AGIの競争激化

先週突然発表されたAIエージェント「Manus」が週末から話題を独占中です。

招待制のため、招待コードが100万円で売り出されたりしています(ウワサです)。

その前に、「AGI(Artificial General Intelligence/汎用人工知能)」と「AIエージェント」が何なのかを説明します。

AGI(Artificial General Intelligence/汎用人工知能)とは?

AGI(人工汎用知能)とは、簡単にいうと「人間みたいに色々なことができるAI」のことです。

いまのAIは、特定のこと(たとえば質問に答える、画像を認識するなど)は得意ですが、それ以外のことは苦手です。

一方で、AGIは人間のように:

  • 自分で考えたり
  • 新しいことを学んだり
  • 色々な状況に柔軟に対応したり

といった「なんでもできる」AIのことを指します。

まだ完全なAGIは完成していませんが、実現すれば、人間と同じように考え、働き、私たちを助けてくれる存在になるかもしれません。

AGIは人間の指示なしでも動く。

一方、

AIエージェントに関しては、以下のAI用語事典を参照ください。

AGIとAIエージェントの違い

AGI(人工汎用知能)とAIエージェント(AIアシスタント)の違いを簡単に説明すると、次のようになります。

  • AGI(人工汎用知能)
    → 「人間のように色々なことを自分で考え、自分で判断し、広い範囲の仕事や課題に対応できるAI」です。
    特徴: 自律的に行動できる。人間のような柔軟性を持つ。
  • AIエージェント(AIエージェント)
    → 「決まった範囲内で人間の指示に従い、特定の仕事や課題を解決するAI」です。
    例: Siri、Alexa、ChatGPTなど(決められた範囲内で動く)。

AGIは人間のように自分で「考えて判断する」のに対し、AIアシスタント(現在のAIエージェント)は「決められた仕事を人間の指示通りに行う」というのが大きな違いです。

つまり、AGIは「AIの究極の姿」、現在使われているAIエージェントは「その一歩手前の段階」と考えると分かりやすいでしょう。

Manusとは、

AIエージェントは、人間の指示で「3月30日の東京の五つ星ホテルを予約してください。」と指示すると、ブラウザを自動で操縦しホテル予約を取ってしまいます。

以下が、AIエージェントを複数、同時に動かしている画面です。

ちなみに、本家ページ

気軽に試せない(2025年3月11日現在)

冒頭にも書いたように、招待制のため誰しもが試せません。また、中華製ですので個人情報がどこへ送られるかは不明です。

AIエージェントに送金を依頼すれば振込みもしてくれますし、
アマゾンで買い物もしてくれます。

もし、試すのであれば慎重にお願いします。

参考ソース

中華AIの衝撃、再び──中国発AIエージェント「Manus」が話題(ITメディア)

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